futaba園長先生インタビュー

園長先生インタビュー

目次

双葉台幼稚園の特徴を教えてください

園の一番の特徴でもあり、双葉台を選んだ理由として多くの保護者様から言っていただけるのが、「運動が盛ん」という事です。
例えば外遊びでは、今の年齢でないと経験できない遊びをいっぱい経験させるようにしています。
具体的には、鉄棒、ドッチボール、縄跳び、マラソンなど、スポーツや遊びの中から基礎体力を身につける事を大事にしています。
外遊びの場面では、子ども達同士で遊ばせる「外側から見守るだけの教育」ではなく、先生も一緒になって遊ぶ「内側からアイデアを引き出す教育」をしています。
子ども達が遊びで行き詰まったり飽きてしまった時に、遊び方の工夫やアイデアを先生方が積極的にアドバイスする事で、子ども達の想像力、発想力など「自分で考えて行動する事」を楽しみながら自然と身につけられるように教育しているのも特徴の一つだと思います。

また、双葉台幼稚園は「先生の人数・年齢層のバランス」がとても良い状態に保たれています。これも当園の特徴の一つでもあり、教育の中では重要なことだと思います。
経験豊富で素早い判断や職員への的確な指示が出せる「ベテラン先生」から、子ども達と一緒に遊び、元気に動き回れる「体力のある20〜30代の若い先生」の人数バランスが適度に保たれていますので、様々な視点での気づきや教育が可能になっていると感じています。

園長先生

それと、これは園の見学に来た親御さんからいただいた言葉ですが、「元気で明るい」、「笑顔いっぱい」という印象を持っていただく方が多いようです。
冒頭でお話しした通り今の時期、子どもにとっては、明るく元気に過ごすことが重要であると私たちは感じています。
怒る、叱る、抑えつける等、子ども達を暗い気持ちにさせてしまうよりも、笑顔で接して「明るい子供に育って欲しい」というのが双葉台幼稚園の教育方法であり願いです。
それが子ども達の笑顔につながっているのかもしれませんね。

学習面では、小学校へ行っても困らないように50音の文字の読み書き、1~10までの数字の理解は最低限身につけさせています。他に時間を大切にし、時計の読み方を覚えたり、地図に興味を示す子に対して地図カードを独自に作って楽しんだりと遊びの中から就学に向けての基礎を身につけています。
カルタなどの遊びの中から文字を読んだり、書いたり、文を作ったりの教育も子ども達のお気に入りです。

最後に「出欠席のご連絡方法」をシステム化しているのも特徴の一つです。
保護者さんの負担軽減を目的とした「メールシステム」は、早退・お休み等のご連絡をメールで簡単にご連絡いただけるようになっています。
また、保護者さんからお送りいただいた出欠席情報は、全職員がシステムによって共有し、子ども一人ひとりの状況を全職員で把握しているため、的確な判断と対応が出来ています。

教育の中で特に力を入れていることを教えて下さい

「一人ひとりの個性を大切にし良さを引き出す」という事を意識し、教育をしています。
これは当園の教育方針でもあります。
特に年少さんにとっては、初めての集団生活となる子どもがほとんどですから、この時期の教育次第で「コミュニケーション能力の基礎が身につく」と言っても過言ではないですよね。
一つの枠に収めてしまうことは、教育者である私たちにとって単純でわかりやすく簡単な事ですが、それでは子どもの可能性を絞り込むことになってしまします。

入園するまでは、それぞれのご家庭での生活環境、習慣があると思いますし、その時点で素晴らしい個性を持っている子は多いです。
それらの環境・習慣・個性を尊重しつつ、集団の中でも先ずは、子ども達一人ひとりが夢中になれるものを見つけてあげることが大事だと考えています。
それは「わがままに自由に」という意味ではなく、集団生活と個の生活をバランス良く保ちながら教育するという事です。
だからこそ、私たちは笑顔での教育、子ども達が笑顔になれる教育を心がけていますし、力を入れています。

体力、精神力面での教育にも力を入れています。
この2つが身に付いた子は、我慢のできる子に育ちます。
譲り合いなどのコミュニケーションも実は「自我の抑制」といった精神力が必要だったりします。
当園では、縄跳びやマラソンを自ら好んでやってくれる子どもが多いのですが、その要因としてはモチベーションを保つ事を私たちが意識して力を入れているからだと思います。
単純に思えるかもしれませんが、例えば縄跳びであれば1段階ずつ難易度をクリアする度、縄跳びに「段階クリア」のテープを貼って達成感とモチベーションの向上につなげています。
地道な事ですが、子ども達に目標を与え、努力させ、達成した喜びを感じてもらう経験が、結果として「直ぐに諦めない子」、「我慢のできる子」への成長の後押しになっていると感じます。
小学生に上がる頃には、先生よりも上手に縄跳びを跳べちゃう子もいるくらいなので、【子どもの持っている力=可能性】は大人が思っている以上にあると思いますよ。
その可能性を引き出す事も私たちの教育の一つです。
縄跳び以外にもピアニカの練習も同様で夢中になって努力、継続できるように私たちが工夫して教育する事、それが当園で特に力を入れている教育ですね。

最後に、こんなお話をよく耳にします。
卒園後に近隣の小学校へ行った子供の保護者さんから聞いた話ですが、マラソン大会の上位10番以内に双葉台幼稚園を卒園した生徒が多くいるそうです。
マラソンは勝ち負けよりも、みんなが完走できることが大事ですが、結果として子ども達の頑張りが小学生まで続いてくれたのは凄く嬉しいですね。
また、こういった卒園後の情報を共有していただけるということは、先生と保護者さんの関係性が良いからだと思います。
それも双葉台幼稚園の特徴の一つかもしれませんね。

保護者の方から育児の相談を受けることはありますか?

あります。
例えば、特別支援、医療機関関係に通っているお子様のご相談。
医療に関する事であれば、当然ですが当園と医療機関との共通理解は必要になります。
それから、就学に向けてのご相談や保護者さんの個人的なお悩みまで様々です。
これらのご相談に対しては、担任だけで解決できるものから、主任、園長といった複数の先生の視点を通して解決すべき内容もあります。
私たちは、出来る限りその不安を解消できるように努めています。

それ以外にも、お友達同士の関わり方、些細な喧嘩、小さな不安でも、気になることがあれば気軽にご相談いただきたいです。

1クラスに対して担任の先生は何名ですか?

年少クラスの場合は、1クラスに対して2人担任+学年に2人のフリーの先生がいます。
年中、年長クラスの場合は、1人担任+学年に1名のフリーの先生がいます。
5年ほど前から安全面を考えて常に子どもに目が届くようにフリーの先生を増やして現在の体制に至っています。

未就園児教室について教えて下さい

毎年5月スタートの2歳児教室で、当園では「ちゅーりっぷ組」という名前をつけています。
ちゅーりっぷ組の子ども達は、そのまま双葉台幼稚園にご入園していただくことが前提となります。
ですので、幼稚園に4年通うといったイメージを持っていただくとわかり易いかもしれませんね。
ちゅーりっぷ組でご用意いただいた道具は、そのまま幼稚園でも使えます。

現在、ちゅーりっぷ組は5クラスです。
週2日で火・水曜日は3クラス、木・金曜日は2クラス、1クラスの平均人数は、18〜20人で、それぞれ3人担任の体制となっております。
平成29年度では合計92名もの子ども達が未就園児クラス「ちゅーりっぷ組」におります。

以前、未就園児クラスの保護者さんから【未就園児クラスを選んだ理由】をお聴きしたのですが、一番多かったのが「子供を集団生活に慣れさせたい」という理由でした。
実際に未就園児クラスから入園した年少さんは、先生がお話をしている時にきちんと椅子に座ってお話を聞ける子が多いです。そして泣く子供は少ないですね。
幼稚園、集団生活に早く馴染めるのも未就園児クラスの特徴です。

その他には、「お友達と一緒にいる環境を与えてあげたい」や、「保育園に全て任せきりではなく自分でも子どもの教育したい」といった理由もお聴きしました。

ちゅーりっぷ組は、家族以外の大人である「先生」との関わりを経験させることができる場です。
未就園児クラスでないと経験できない遊びを伸び伸びと経験させてあげる、感性を伸ばす。それらを大事にしながら当園では保育をしています。

ちゅーりっぷ組の情報はこちら

預かり保育について教えて下さい

先ず、お伝えしたいことは「預かり保育を受ける事に制限は無い」という事です。
ご利用いただいている方は様々で、例えばご両親が共働きしているご家庭。小学校の授業参観等で早い時間にお迎えが出来ない方、パートで働いている方、親の介護を必要としている方、自分の時間・息抜きの為などなど、そういった方々のサポートとして預かり保育があります。

預かり保育の時間は7:00~19:00ですので、フルタイムで働く保護者さんをサポートできます。
夏休み期間、春休み期間などの長期休暇期間に関しては、在園の子の兄弟(学童入っていない小学生)も預かることが出来ます。
この期間は預かり保育で、小学生のお子様の宿題等を促したりもしています。

子ども達の園での様子はどの様な感じですか?

先日、砂場の砂と赤土を補充したのですが、その砂場で黙々と泥だんご作りを楽しそうにやっていました。
勿論、先生たちも一緒になりながらの遊びの共有をしています。
その中で、初め泥だんごを作れる子がいたのですが、本人だけでなくお友達も一緒になって完成出来た事を一緒に喜んでいましたね。
「ぼく、わたしの方が大きい泥だんごを作るんだ!」と競い合いながらも互いを認め合い、喜び合う。
その様子も双葉台幼稚園らしい光景、子ども達の様子でした。

それから、朝から「リレーやろう!」と楽しそうに自主的にリレーを楽しんでいる様子だったり、ダンゴムシを宝物のように大事に持ってきてくれたり、「アリンコが死んだ蜂を運んでたよ!」「珍しい葉っぱが落ちてた!」といった感じで子どもだから気づくこと、豊かな感性を日々子ども達は育んでいますね。
そんな感性を大切にしながら私たちは全力で応えています。

課外教育(課外教室)について教えて下さい

保育時間後に参加できる教室です。
課外教室の始まりはスポーツクラブでした。
英語については、多国籍な環境に対して苦手意識を解消することを目標の一つとしています。
英語のイベントで親も子も大好きなのが、ハロウィーン、クリスマスの参加型イベントです。
毎年200名以上が参加する人気のイベントになっています。

書道教室に関して言えば、毛筆、硬筆の両方を行い、様々な展覧会に出品したくさんの賞を頂いています。
美術教室に関しては、ただ絵を描くだけではなく、「油絵」「モーター工作」「おせんす作り」「陶芸製作」「オリジナルTシャツ作り」…等、楽しい体験を子ども達に受けさせています。

このように課外教室では、各分野のプロにお任せしています。

見学について教えて下さい

毎年6月頃から10月まで、見学会を開催しています。
見学に来ていただく親御さんのお話をお聴きしますと、双葉台幼稚園への入園をご希望されている方だけでなく、上尾に引っ越してきたご家庭、第一子を持つ親御さん、幼稚園を知らない方も多く見学会に来ていただいています。
入園についての心配事の多くは、見学会でのご質問や園の雰囲気を感じることで解消できる事は多いと思います。
見学会では勿論、ちょっとした心配事もご相談いただけます。
入園前に対面して相談できる貴重な場でもあるので、不安があれば是非、案内の先生にご相談ください。

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園内見学でよくあるご質問を教えてください

バスコースに関するご質問をよくお受けします。
基本的には、お住まいの近くまでお伺いいたしますが、こちらに関しましては、一度ご相談ください。

役員の仕事量に関するご質問もよくお受けします。
こちらについては、保護者の方への負担を軽減するため、2017年度に入りましてから「働いていても負担なく役員ができる環境」の取組、改革を行っています。
行事も親子で一緒に楽しめるよう、役員にお任せしていた部分も私たち園の職員が分担するようにしております。

その他には食事の事でもご質問を受けます。
食べない。偏食。食べるのが遅い。などなど・・
食育の基本は「一緒に楽しく食べること」ですから、押し付けることはなるべく避けています。
ご家庭での食環境と併せて、園できることはサポートいたします。

入園を検討されている方へメッセージをお願いします

3~5歳という特別な年齢に何を経験させるべきか、どんな雰囲気の中で子どもに育ってもらいたいか、それを改めて考えるのが幼稚園選びでもありますよね。
先ずは見学会などで実際に見て、感じて、納得して、その上で双葉台幼稚園を選んでいただけたら嬉しいです。
引っ越しが理由でご入園を希望される場合も、可能であれば一度見学して、園の雰囲気を感じて選んでいただきたいですね。

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